ビューティ・ジャンキー-美と若さを求めて暴走する整形中毒者たち

ビューティ・ジャンキー-美と若さを求めて暴走する整形中毒者たち

  • 作者: アレックス・クチンスキー
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2008/02/28
  • メディア: 単行本

図書館で手にとって、パラパラっとめくっていたら、「愛護運動家」の文字が目に飛び込んできました。「!?」と思ったら、ボトックスの話。偶然ってあるんですね。( )でくくられていましたが、内容はこんな感じです……
(イギリスでは動物愛護運動家が、虚栄心の名のもとに動物が死んでしまうという理由で、ボトックスとその関連製品への反対運動を始めた。アメリカでは、人間の優先順位リストにおいて動物の権利は優れた容姿よりもずっと下に置かれているため、あまり強い反対運動は起きていない。) 
うっ。そうですよね、そうじゃないかと思っていたんですっ。(涙)
「実験動物が数日間かけて徐々に麻痺していき死に至る」というのに…まあ世間の標準はそんなところでしょうか。
ただ、ボトックス注射の副作用で大変なことになってしまったイレーナ・メダヴォイとその裁判の話などは詳しく載っているので、こういう情報が広まることで利用が減ればいいなあと思います。
裁判は負けちゃったんですけど、でも今はもっとナチュラルな美しさにめざめた暮らしをしているそうです。一番のシワ対策は前髪をたらすこと、だとか。あとは痩せすぎないことですね。これは私も実践中(?)なので理由はよくわかります^^;
裁判の結果についてのコラムでは、確かに写真、前髪たらしてます。
Botox Bullet
Irena Medavoy
Posted: September 14, 2010