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小動物の頭部打撲は安楽死として認められる?

ふれあった動物がエサになる 残酷な「園内リサイクル」
http://dot.asahi.com/aera/2014021900004.html
野毛山動物園は、ふれあいにつかったヒヨコは全頭殺処分で、その他もろもろの問題点はPEACEの記事を参考いただければなのですが、まあ一番びっくりしたのは、ヒヨコの頭を地面に叩きつけて殺していたことです。炭酸ガスだと聞いていたんですけど、それだけではなく頭部打撲もあるのだそうです。
園の方によれば実験動物でも認められている方法だとのことですが、でははたして国際的にも認められているものなのでしょうか。
確かに日本の古~い基準・指針の解説書ではラットなどに対してOKとなっているのですが、少なくともアメリカ獣医師会の安楽死に関するガイドラインでは(すいません、とりあえず2007年版の日本語訳で見ていますが)、頭部の強打は、認められている動物が非常に限られています。
※すみません、追記です! 詳細を見てみたところ、「トリ類」は解説でも頭蓋打撲は認められていませんでした!!
頭蓋骨が薄い動物しかダメだという考え方で、適する動物種としては 3 週齢以下のブタしか載っていません。しかも、「人道的、且つ効果的であるためには適切に実施しなければならない」とあります。(あああっ、でも、だからアンダーカバー映像にコブタちゃんを地面にたたきつける映像があるんですね(>_大阪工業大学動物実験実施要領

クリックしてanimal_jisshi.pdfにアクセス

「小動物の場合の、物理的方法(頸椎脱臼、頭部打撲等)は認められない。」
この大学、エーテルもダメだと書いてありますし、なにげに進んでますね。
発見でした。

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