ミドリガメが原因とみられるサルモネラ菌感染の報告があったということで、文部科学省が幼稚園・小学校で爬虫類の飼育を控えるよう通知を出したそうで、共同通信の記事には、「専門家と相談して殺すなどの処分もありうるのではないか」という文部科学省のコメントが載っています。


改正された動物愛護法でも「学校」が適正な動物飼育普及啓発の場として追加され、今後、学校での動物飼育が推進されていく気配がかなり濃厚ですが、感染症が発生すれば即態度をひるがえすというのでは、本当の愛護教育はできないと思います。また今後、次々とほかの動物でも同じことが起きる可能性があると思います。


学校での爬虫類の飼育を控えること自体は賛同しますが、いまいる爬虫類を安易に殺処分とすることは理解しがたい旨、文部科学省へ意見を送りました。


もし皆さんも思うところありましたら、ご意見送付ください。よろしくお願いいたします。


文部科学省 御意見・お問い合わせ専用メールアドレス voice@mext.go.jp


記事引用:
学校でカメの飼育はダメ 感染症発生で文科省通知
共同通信社 2006年3月10日


(前略)


 自然にかかわり、大切にすることを学ぶため動植物の飼育や栽培が行われているが、文科省は「爬虫類は基本的には飼育すべきではない。外部の人に譲るのが一番だが、専門家と相談して殺すなどの処分もありうるのではないか」としている。


(以下略)