欧州委員会、類人猿使った動物実験を禁止する法案を提出
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2536195/3503614
2008年11月07日
日本語でも、「欧州委員会は5日、加盟国で行われる科学実験での類人猿の使用禁止と、研究およびテストでの動物使用の制限を求める法案を提出した」という報道がありました。
すごいですねー。いよいよですね。ある程度市民が支持していることだから法案までたどり着くんだと思うと、日本との違いを見せ付けられます。
この日本語の記事には、下記の点が書かれていますが、実際には類人猿のことだけというより、EU加盟国が動物実験について守らなければならない指令(Directive 86/609/EEC)の改正法案がいよいよ出されたということだと思います。
・同委員会のスタブロス・ディマス委員(環境担当)の声明:「動物実験に代わる方法の開発に注力すべきだが、代替手段がなく動物実験行なう場合でも動物の処遇は改善されなければならない」
・類人猿の絶滅防止に役立つような研究、また人間の生命を脅かす流行病の阻止につながる研究に限って類人猿を科学利用できる案。
・EU域内では過去9年間、類人猿を使った実験は行われていない。
・EU全体で年間1200万匹の類人猿以外の動物が実験に使われている。
・動物実験の全面禁止は不可能だとする一方、動物実験には動物が受ける苦しみを正当化できるだけの成果が見込めることが必要だとしている。
・法案では実験動物が適切に管理されているか、継続的に監視することを定めている。
英語で詳細は、こちら。
http://ec.europa.eu/environment/chemicals/lab_animals/home_en.htm
Proposal for a DIRECTIVE OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL
on the protection of animals used for scientific purposes

http://ec.europa.eu/environment/chemicals/lab_animals/pdf/com_2008_543.pdf


インパクトアセスメント

http://ec.europa.eu/environment/chemicals/lab_animals/pdf/ia_full.pdf


プレスリリース
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/08/1632&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
Q&A
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/08/677&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
概要

http://ec.europa.eu/environment/chemicals/lab_animals/pdf/citizen_summary.pdf