まず国際的なところでは・・・
動物実験の代替法に関する国際的協力協定が合意
http://www.ecool.jp/foreign/2009/04/eur38-257.html
4月27日、ECVAM、ICCVAM、JaCVAM、ならびにカナダ当局が、動物実験に代わる試験法の評価(バリデーション)に関する国際的な協力協定に署名したというニュースです。これによって、代替法の採用が促進され、世界中で行われている製品の安全性試験に用いられている動物の数が減っていくはず!!(と思います)
めちゃくちゃグッドニュースです。
まゆさんブログの「動物実験に代わる試験法の評価に関する国際的な科学的合意が成立」 のエントリにある日本語訳もご参考ください。
http://ameblo.jp/macaronnikki/entry-10253034252.html
また、英語の記事ですが、下記もご参考。
Countries unite to reduce animal use in product toxicity testing worldwide
US, Canada, Japan and European Union sign international agreement
http://www.niehs.nih.gov/news/releases/2009/pttw.cfm
合意メモはこちらでご覧いただけます、とのことです。

http://iccvam.niehs.nih.gov/docs/about_docs/ICATM-MOC.pdf


これによって、ICATMがいよいよ走りだすということですよね??
(ちゃんと英語まだ読んでなくてぇ・・・ごめんなさい(汗))
ちなみに、ICATMは……アイキャッタムと読むよーです(^^;; (知らないと意外と困る豆知識??)
これは、先日国立衛研で開かれたJaCVAMセミナー第2回で小耳にはさんできたんですけどね(^^;; (会合なんかに行かないとと、こういうことが意外にネットで見てるだけではわからなかったりするのよね(^^;;(^^;;)
で、上記の英語記事では、JaCVAMは2005年に「established」なんて書いてありますけど、そのセミナーでは、もうちょっとコワイこと言ってました。
なんと今のJaCVAMは、法律に基づいて設置された組織ではなく、研究所の単なる一活動としての位置づけでしかないというんです。新規試験法評価室という部署自体も、別に動物実験の代替法研究をする部署とさだめられているわけではないらしいんですよね(ウソーん)。なので、国際的な代替法促進組織、ICATAMに加盟できる条件をクリアできないかもしれないなんて話も出ていました。(でも、これはクリアできたのでしょうか?)
しかもなんか、まじでお金なさそうなんですけど!?
いろんな研究機関が代替法のバリデーション研究をお手伝いするのも、無償ボランティアでやっているというのは日本だけという話もあり、ちょっとびっくりしました。どう考えても、実費も人件費もかかっているはずです。そのような善意で成り立っていたとは。意外と日本の関係者もモチベーション高いのかも??と思いつつ、「研究開発費」としてなら研究費が出るが、バリデーションだけだと研究費が出ないという日本の制度の欠陥などははじめて耳にしたので、とても驚きました。
動物実験代替法に関しては、先日朝日新聞でもまとまった記事がありましたが、あれを見ると、JaCVAMの期限は5年ってありました。まじでー!? 5年って、来年が期限ってことじゃん!?と驚きます・・・
それで、ここからが日本のグッドニュースなのですが!
まったく偶然ですが、いま日本では化審法(化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律)の改正が国会にかかっています。それに関連して、本当に、「折りしも」というタイミングですが、参議院では立て続けに2回、動物実験代替法に関する質問があったんです!!
4月28日、経済産業委員会・環境委員会連合審査会にて民主・岡崎トミ子議員
http://okazaki-tomiko.jp/2009/04/28/#000424
(動物実験代替法や、試験データの共有などについて質問して下さいました!)
4月30日、経済産業委員会にて民主・山根りゅうじ議員
http://www.r-yamane.com/ (日誌→4月30日をクリック。
かなり時間を割いて質問して下さいました! 予算などにも切り込んで下さっています)
しかも、答弁(政府からのお返事ですね)もけっこう前向きな気がします。
(もう1回、ちゃんと議事録が出てから読み込まないと前向き加減がよくわからないのが役人言葉なのですが・・・(^^;)
経済産業省は、iPS細胞研究に出している10億も、動物実験代替法の取り組みに含めてます。
iPS研究も代替法に「つながる」「つながる」と言われていましたが、これではっきり、政策としても「関連あり」ということが明確になってよかったです。結果が出てほしいです。
日本も代替法、進むんじゃないかなーと、とってもうれしいGWです。
ちなみに、上記JaCVAMのセミナーでは、韓国とブラジルでも、同じようなVAMが立ち上がったとのことでした。本当に「世界の流れ」なんですね。それから、質疑応答でNEDOの人が、「動物愛護法に代替法推進を書き込めないのか」くらいのことまでおっしゃってくださっていまして、な~んかとってもビックリでした。経済産業省って、出るお金の単位が違うから……ちょっと期待しちゃいます(゜∀゜)
最後ですが、JaCVAMホームページ:(やっと立ち上がったんですねぇぇぇ(;;))
http://jacvam.jp