寄り目になりそうな人間界の動向を脇に置いてこんなことを書くのも恐縮なのですが。

この写真見て、「わっ、病気!?」と、ちょっとギョッとしたんですが、世間的には「カワイー」なのでしょうか…、Facebookのハイジファンは、どうやら今日時点で20万人に迫る勢いみたいだし(!)
でも確かに、このページの正面顔はマンガのキャラクター以外の何者でもないかもしれないですね^^;
http://www.facebook.com/home.php#!/pages/Heidi-das-schielende-Opossum/152196318161928
寄り目は特に心配はしなくていいみたいだけど、
http://www.zoo-leipzig.de/index.php?strg=9_13_56_271&baseID=465
でも、捨てた飼い主は、どう思っているんでしょうねぇ…この騒ぎを。
ところで、ハイジが捨てられたのはアメリカだけど、この話でちょっと思い出したのが、ドイツで飼育放棄された動物についての数字。
フリーマガジン『ぐらんわん』に、ドイツのティアハイム(動物の家)の活動を紹介する記事が載っていて、そこにこうあったんです。
ドイツのティアハイムは全国に800カ所あり、
2005年、ドイツ全体で約27万匹がティアハイムに収容され、
そのうち、
犬は5万5800匹、
猫は9万5000匹、
鳥は1万9000匹、
残りは小・大動物・外来動物……って。
そして、ティアハイムに行った動物は殺されません、と。
つまり、計算すると、小・大動物・外来動物が、年間約10万匹くらい?
ドイツでは、犬よりも、猫よりも、そのほかの動物の方が捨てられているんですね…。まあ鳥や小動物はペットショップで売っているから当然なのかもしれないけど、少し驚きました。
ということは、日本もそれなりに飼いきれなくなっている人はいるはずだけど…と考えさせられてしまいました。ペットショップに戻したり、誰かに譲ったりしている人も多いだろうけど、一方で、その辺に放したり、放置して死ぬにまかせたりする人もけっこういるんだろうな…。
ドイツ人口約8千2百万人で犬猫年間約15万匹という数字自体は、日本ももしかして頑張れば……と思わせてくれる数字ではありますが。
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ちなみに、『ぐらんわん』は、フリーマガジンです。私が上記のバックナンバーを入手したショップは、最近生体販売を止めていて、ちょっとうれしかったのでした。
それから、今月11日発行の号では、去年、私も足を踏み入れてしまった某劣悪崩壊繁殖直売店の話が載っています。
「保護施設の現場から」という連載で、書いているのは、神奈川県動物愛護協会の若き事務局長。
私もまだその号をゲットしていませんが、サイトに掲載されている配布場所で手に入るので、見かけましたらぜひお手におとりくださいm(_ _)m
その劣悪繁殖直売店については、保健所の成犬・猫の譲渡を推進する会ブログにも詳細が載っています。
現場は本当にすごい臭いでした。頭がいたくなるくらい。話が通じる相手じゃないというのも本当。保健所の方も本当に大変な仕事をされてると思います。
しかし、ここでちょっとこのブログっぽいことを言いますと……
昔見せていただいた、某動物実験施設も、この現場くらいの臭いがしました。種類は違う臭いだけど、「うへー、息してらんない」みたいな。風呂に入っても、次の日もどこかに染み付いているのではないかと思えるような臭いです。(あとで知ったんですが、死臭って、鼻毛にしみつくらしいですね、葬儀屋さんの本によると? だから、鼻の中を洗うと臭わなくなるらしいです??)
まあ、今、さすがにそこまでじゃないんだろうとは思いますけどね…その施設も……。実際、その後見せてもらったときは、そこまでは臭わなかった。
おそらく、春休みで何かが放置されていたのではないかと……
あ、まだ怪談シーズンには早いですか?(笑)
話がぐだぐだになってきました。
お口直しに、上記の劣悪店の現場からレスキューされて、手術までの一週間のあいだだけうちにいた、るりちゃんです♪ (不妊手術じゃなくて、でかい腫瘍があったんですけどね~[がく~(落胆した顔)]
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ここで募集がかかっています。よろしくお願いします。
動物生命尊重の会 飼い主さん募集
http://www.npo-alis.org/find/dog.html
別の瑠璃ちゃんの話も、のちほど☆