サルの太ったお腹が非常にショッキングな記事です。オレゴン保健医科大(OHSU)で、肥満と糖尿病の関係を研究するために使われているアカゲザルだそうですが……
Today’s Lab Rats of Obesity: Furry Couch Potatoes

これについて、『動物の命は人間より軽いのか』のマーク・ベコフさんが書いた記事があり、そこから署名にもリンクされています。
Fat Monkeys and Fat Lies: Obesity Study Under Fire
http://news.change.org/stories/fat-monkeys-and-fat-lies-obesity-study-under-fire
オレゴン国立霊長類センター(ONPRC) で飼われている4300匹のサルのうち、50匹がこの研究に使われています。高栄養の太りやすい食事を与えられ、運動できないように小さなケージに入れられているのです。胃の手術をされているサルもいます。
サルは本来そこまでは食べないし、活動的な動物ですから、サルたちをこのように扱うのは異常なことで、サルたちから本来の幸せな生活を奪っているのです。このように高いストレスにさらされていることは、データの信用性も危うくします。
ONPRC側は、全ての研究が通らなければいけないレビューシステムについて言及し、重要な研究課題と細心の注意をはらってつくられた研究デザインだけが採用され、施設はアメリカの動物保護法にもとずくチェックを受けていると主張します。
しかし、そのレビューシステムにも信頼をおくことはできません。動物保護法は霊長類の保護には力を持たないのです。その上、主要な研究施設で数多くの違反が見られるのです。
アメリカ成人の3分の1は太りすぎです。肥満は多くの病気において危険因子ですが、肥満のほとんどは簡単に防げるのです。多くの人が単に健康的なライフスタイルに変えることで解決できる問題のために、このサルたちは使われているのです。
署名:STOP Torturing Monkeys for Human Obesity!
http://www.change.org/petitions/stop-torturing-monkeys-for-human-obesity