すでにかなり拡散されていますが、この運動の画期的勝利が日本にもやってきました。自分たちも10年前は化粧品デモをやったりしていましたが、その後画期的キャンペーンを繰り広げていたJAVAさんに特に賞賛を送りたいと思います。
朝日新聞:資生堂、化粧品の動物実験を原則廃止 EUが規制強化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000040-asahi-ind
毎日新聞:<資生堂>すべての動物実験を廃止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000072-mai-soci
そしてこれが、資生堂のリリース。
[位置情報]資生堂、化粧品・医薬部外品における動物実験の廃止を決定

http://group.shiseido.co.jp/releimg/2133-j.pdf


資生堂の動物実験廃止は、原材料メーカーにまでこだわったりする市民運動サイドの「動物実験していない」とは違うと思いますが、逆に新規成分についても安全性評価の体系を構築したというのですから、これは画期的なことだと思います。
化粧品については(一部の分野の原材料を除けば)、メーカーの自己責任で販売できるので、これでクリアということになりますが、新規成分を使った医薬部外品については、やはり資生堂のリリースにも書かれている通り、国への働きかけが必要となってきますので、私たちも一緒にこの働きかけをしていかないといけないと思います。
ちなみに、医薬部外品も全てに動物実験が必要なわけではなく、従来品と同等レベルの商品であれば動物実験は不要で、年間に2千件ほど出ている申請のほとんどはこの区分の商品です。
動物実験が必要とされるのは、既承認のものと異なる成分・用法のものや、新規成分配合、有効成分増量などのものですが、最近、これらのもので承認申請が出ている医薬部外品の主剤は、ほとんどが「何とかエキス」なのだそうです。「それって、動物実験いるんかい?」と思ってしまいますよね……。(もちろん人での試験は必要です)
EUには部外品のカテゴリはなく、化粧品と医薬品があるだけで、日本の部外品の多くは化粧品になります。
ですから、日本も同じように部外品を撤廃して、実は効かないレベルでしかない医薬部外品は、化粧品にしてしまえばいいのではないかと最近思っています。作用があるものは、本当は医薬品として慎重に利用するべきなのに、日本では薬用化粧品としてバカスカ使われてしまいます。
……ということで、まだ自分の中でも頭を整理しないといけないなと思っているところなのですが、去年の厚生労働省申し入れなどの時にアップしょうと思いながら、なかなかアップできないでいたコンテンツをやっとこさ、アップしました。
医薬部外品と動物実験

医薬部外品と動物実験


こういう話が出るかどうかはわかりませんが……
シンポジウムご参加、よろしくお願いいたします!
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