参院選の投票日、近づいてきました。
動物実験について公式に党の政策に盛り込んでいるところは以下の2党のようですね。ほとんどの政党から無視されている状態とも言えますが、代替法普及と不要な動物実験の禁止というテーマが出てきたのは注目に値すると思います。
共産党
2013年参議院選挙各分野政策
16、環境
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2013/06/2013-29.html

ペットの不妊手術や譲渡促進で殺処分を減らし、動物実験に替わる方法の普及を図る

(中略)

先進各国では、動物実験に替わって、動物を使用しない試験方法(代替法)の開発がすすめられています。OECDなどにおいても、試験ガイドラインのなかに代替法を採用することで動物実験を削減しようという動きもあります。代替法の採用を進め、動物実験を可能な限り回避するよう努めます。

こうした内容を、動物愛護法の改正に反映させます。

緑の党
政策集
http://greens.gr.jp/policy/seisaku/

〈その他〉
動物たちの幸せな生活環境を保障する「動物福祉」を尊重する。不必要な動物実験は禁止、またペット動物の殺処分ゼロを実現し、動物取扱業者は届け出制を廃止して免許制とする。
食料主権を確立し、持続可能な食料生産を実現するため、バイオテクノロジーの無秩序な研究や暴走する開発を禁止する。

(以下略)
動物の部分全体に、共産党の文章が卒がない感じで驚きます。
緑の党は、現在の動物取扱業を「届け出制」としているところは「登録制」の誤りなので、そこがちょっと残念です。