農業経営統計調査 平成17年 個別経営の営農類型別経営統計(酪農・肉用牛・養豚・採卵養鶏・ブロイラー養鶏経営) PDF

農林水産省統計部が公表した統計データです。日本の畜産業の経営を数字から見ると……

【調査結果の概要】

1 平成17年の酪農経営農家(全国)の1戸当たり(以下、各費目等で同じ。)農業粗収益は3,469万円で、前年に比べて0.1%増加し、農業経営費は2,716万円で、2.0%増加した。この結果、農業所得は753万円となり、6.1%減少した。(表1参照)

2 肉用牛経営農家の1戸当たり農業粗収益は繁殖牛が528万円、肥育牛は4,194万円で、繁殖牛は前年に比べて3.9%増加、肥育牛は前年並みとなり、農業経営費は繁殖牛が343万円、肥育牛が3,425万円で、それぞれ4.0%、4.1%増加した。この結果、農業所得は繁殖牛が185万円、肥育牛は769万円となり、それぞれ3.8%増加、15.0%減少した。

3 養豚経営農家の1戸当たり農業粗収益は4,247万円で、前年に比べて4.1%増加し、農業経営費は3,352万円で、4.4%増加した。この結果、農業所得は896万円となり、2.7%増加した。

4 採卵養鶏経営農家の1戸当たり農業粗収益は3,550万円で、前年に比べて18.4%増加し、農業経営費は2,899万円で、2.3%増加した。この結果、農業所得は651万円となり、293.1%増加した。

5 ブロイラー養鶏経営農家の1戸当たり農業粗収益は7,675万円で、前年に比べて12.1%増加し、農業経営費は6,910万円で、10.0%増加した。この結果、農業所得は765万円となり、34.8%増加した。