ミートホープ社が豚肉混じりのひき肉を牛ミンチと偽わって販売卸していた事件、なんだかなぁ……という感じです。肉は食べないので、消費者として頭にくるということはないんですが。

まず、7年も8年も続いてきたってことは、どこかに食べてきた消費者が大量にいるはずなのに、誰も気がつかなかったというのが第一に驚きです。

味(の成分である化学物質)がしみるのは、脂なんですよね。牛脂だけまぜておけば何の肉だってそれなりに牛っぽく感じられるんでしょうね。植物性タンパクをまぜたってわからないかもしれないですね。

消費者が裏切られたのは事実だと思いますが、ある意味、「穀物を大量消費してまで牛肉を作る意味って何なんだろう?」と考えさせられる事件だと思うので、消費者はそのことをもっと考えるべきではないでしょうか。牛肉信仰はもう止めにしようよ……。

生協が、オーガニックでもなんでもない、ごくごく普通の肉を販売しているのもそもそもクレイジーだと思うけれど、消費者も牛肉の名前がついていればありがたいみたいなのはもう止めてほしいですね。


6/24追記 DNA鑑定によると、まったく牛肉がはいっていなかった商品もあったとか。食べても牛肉かどうかわからないのに牛肉の名前で売れる不思議…… より健康に悪いものを売っていれば罰せられるのは当然ですが、マシなものにすり替えていてもやっぱり偽装なんですよねぇ……うーん。。。