『愉しい非電化』(藤村 靖之 著 洋泉社)を今ごろなのですが、読みました。「非電化工房」のサイトは拝見していたのですが、エコロジー雑貨ももんがさんに、非電化除湿機が置いてあったのをみて、「そうだそうだ」と今ごろ読んだ次第です。

エコ系の話題ということで、直接動物と関係なさそうですが……でもやっぱりどんな話題でも動物と関係があるものですね(感慨)。「モンゴルの遊牧民に非電化冷蔵庫」のくだりで、下記のようなことが書かれていました。


1頭の羊が一家で2週間分くらいの食料になるのですが、夏には2~4日しかもたないために、大切な肉を腐らせたり、羊をよぶんに殺したりしなければなりません。

……なので、遊牧民なら誰でも「電気冷蔵庫があれば」と思うのだそうです。

そこでこの本の筆者が協力したのが、電力を使わない冷蔵庫。輻射を利用して冷やすので、空気がきれいなモンゴルのほうが都合がいいのだとか。へーっ、すごい……。それで無駄になる肉も減るのだったらますます感動です……。

いや、他にももっとすごい発明がいろいろ載っているのですけどね、なぜかココに反応してしまった次第です。

欲のない雰囲気が「発明家」のイメージを塗り替えていていい感じです。

非電化工房
http://www.hidenka.net/jtop.htm