農場などでの動物虐待の実態を撮影し、マーシー・フォー・アニマルズなどの団体に提供してきた覆面調査員が、「デモクラシー・ナウ」のインタビューに応じました。

おおっ!?と思ったら、日本語版でも紹介されていました。うれしい。

「デモクラシー・ナウ」日本語版リンク:
討論:動物虐待を隠し撮りした活動家は「農業口封じ法」の標的にされるべきか?

潜入活動家が語る動物虐待の隠し撮りと 「農業口封じ法」がそれを中断させる理由

インタビューでは偽名を使っていますが、こういった農場で働くときは本名を使うそうです。こういった隠し撮り映像が、いかに多くの虐待行為を違法として追い込んできたかがわかります。調査対象は、通常はランダムに選ぶが、一貫して違法行為が見つかってきているとのこと。

「農業口封じ法(”ag-gag” laws)」というのは、こういった農場やと畜場での違法行為を撮影することなどを禁止する法律です。まったく、自分勝手な業界ですよね。こんな業界が提供している食べ物を、よくみんな安心して口に入れられるなあ……と思ってしまいます。

インタビューの中で、彼は「こういった団体の調査はすべて合法に行うので、『農業口封じ法』ができた州では、もう自分は働くことはできない」と言っています。

英語サイト:
Debate: After Activists Covertly Expose Animal Cruelty, Should They Be Targeted With “Ag-Gag” Laws?