環境中の医薬品成分を調査 病院などが廃棄、下水へ 健康や生態系に影響も 
環境省、解熱剤など4種類


というタイトルの記事が4月17日、共同通信から配信されました。


医療機関などから下水を通じて環境中に排出された医薬品が人間の健康や生態
系に悪影響を及ぼす可能性があるとして、環境省は15日、河川や大気中の化学物
質を調べる「化学物質エコ調査」の対象に本年度から、新たに医薬品の成分を加
える方針を明らかにした。


とのことで、これでやっと「医薬品も環境汚染源である」ということが日本でも認知され始めるのか!と感動しながら読みました。




このことは何も、動物実験している会社にささやかな抵抗をしたくて言ってるとかではなくて(おいおい)、日本の私立病院界で有名な某先生だってン年にすでにそう言っていたし(だから意識のある病院はすでにあるはず?)、海外ではずっと以前から言われていることだと思います。


実は先日書いた「第三次環境基本計画」のパブリックコメントにも、「医薬品だって環境汚染源ちゃうーん?」という意見を送ったのですが(もっとまじめに書いていますです、はい)、あっさりシカトされてたので(それが普通なのがパブコメですが、)かなしーーと思っていた矢先のことでした。


なんだ、やる気あったんじゃん~♪


でも、実際の配信記事の最後には環境省のコメントとして、こうありました。(配信記事って全文は利用されないみたいで、記事の最後の部分まで載せてるサイトが見当たらないんですけど)


「これまで、うすうすは危険を感じながら手を打てていなかった。」


(-_-#


(そりゃただの怠慢じゃーないんでしょうけど、薬は厚生労働省だし?? でもその力関係が国民のためになってない。)