5月19日、環境省で「平成18年度第1回野生生物の生物学的知見検討会」というのをやっていたので、傍聴してきました。「ExTEND2005って何?何?」という程度の人間が行くかーっ?と自己ツッコミをしつつ、でもなんとなく化学物質の影響については、わざわざ生き物で実験しなくても野生生物の知見を集めれば犠牲は減らせるのではないか?とつねづね思っていた私にはキャッチーな内容に思えたので行ってきました。(わくわく)


でもやはりお魚さんの話がメインで、うっかりけっこう寝ちゃったんですが(おいおいっ^_^;)、研究者かどうかにとらわれず、ひろく一般からも知見を集めたいという環境省のお話にはとてもうれしいものを感じました。8月に全国大会をするそうです。


ところで・・・ひごろほ乳類ばっかり頭の中を閉めているからあんまり知らなかったんですけど、お魚さんの生態ってまだわかってないこと多いんですね(T_T)


何が正常かがわからないと、何が異常かもわからない・・・これはジレンマです・・。ある意味、条件を簡略化できる実験系に頼りたくなる理由はわからなくもない・・・けど、やっぱり生き物の「疫学調査」も非常に重要だと絶対思うのですよね。こういう地味~な分野でもがんばっている人がいるのに、派手な動物実験ばっかり注目を浴びるのは、にゃんだかなぁ・・と思ったり。