NEDOが「構造活性相関手法による有害性評価手法開発」に乗り出しているようで\(^o^)/……きょう、委託先公募についての記事がアップされたみたいです。


「化学物質総合評価管理プログラム/
構造活性相関手法による有害性評価手法開発」の委託先公募について
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/190521_1/190521_1.html


コーゾーカッセイソウカンって、なんじゃそりゃって感じですが、簡単に言うと……化学物質について知見を積み上げておくことによって、動物試験にたよらないで新規物質の有害性を予測しようとするシステムのことです(多分ね(^^;)。ここ↓に基本計画から転載して赤で強調しておいたのでもしよかったらお読みくださいm(_ _)m

構造活性相関手法による有害性評価手法開発


欧州REACHの施行も、6月1日と目前ですが(でもすべてが遅れているようで、一体施行日から何が変わるんだろう……?ってな状況みたいですが?)、安く早く化学物質の安全性評価をしたいという方向は今後加速していきそうに思います。


10数年前は、コンピューターで動物実験の代替なんてほんとにできるのかなぁー?なんて実はちょっと思っていたんですけど、コンピューターの性能もアップしたせいか、にわかに現実味を帯びてきていると思います。


これで新規化学物質の規制をもっと厳しくしたら(たとえば、環境中で○日間以内に分解しない物質は開発禁止とか、なんらかのハードルを設ける)、動物をつかった安全性試験をしなくていい日も本当に来たりして……なんて、いい夢を見ながら寝ようと思います。zzz


関連リンク:
P07033(化学物質総合評価管理プログラム)
「構造活性相関手法による有害性評価手法開発」基本計画
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/190521_1/kihon.pdf(リンク切れ)


平成19年度実施方針
件名:プログラム名 化学物質総合評価管理プログラム
(大項目)構造活性相関手法による有害性評価手法開発
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/190521_1/jisshi.pdf(リンク切れ)