合成化学物質擁護派の人の感情的な怒りの爆発を聞いてからけっこう不愉快にしてます。女のほうがヒステリックなんて、ウソウソ。男だってヒステリック(笑)。

先日欧州REACHの勉強会とやらに行ってきて、「化学物質より植物のほうがよっぽど危険だ!」などとヒステリックな口調で言った人がいたわけなんです。危険な(もしくは危険性が未知だけど、危ないかもしれない)化学物質をどう規制していくかという話と、天然毒にどう対処するかっつー話は法律で言ったらまた全然ちがう話だけど、ごっちゃにされてましたね。植物性化粧品使うやつはバカだ、くらいの勢いでしたよ。人々が、植物性化粧品の意義を「安全だから」というところにあると思ってると、勘違いしてるんだろうね。

「だったら一生、野菜食うんじゃねーよ!」って、ホントに思いましたよ、ぷんぷかぷん。

勉強会自体に感じたことは、化学物質がフィールドの人は、化学物質だけに目が行きがちで、環境問題全体から見た時にそれがいいことなのかどうかという視点が欠けている、ということです。