新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)mm(_ _)m
とご挨拶しつつ、新年早々気の滅入る話題ですいません。
Horrifying, Laboratory Animals Rendered in to Pet Food
http://www.naturalnews.com/025063.html
すなわち、実験動物の死体がレンダリングされてペットフードになっている?という話題です。
「the Guide for the Care and Use of Laboratory Animals」(実験動物の管理と使用に関する指針)というのは、ILARというところが作ってまして、法律ではないですが、アメリカでは、守らないと研究費の関係とかで不具合もあるという指針なのですが、それに実験動物の死体について、下記のように書かれているというのです。
「感染性の動物の死体は施設内で焼却するか、もしくは免許を有する契約業者によって収集させることができる。」
うん、そうでしょうね?
で、続けて訳していくと…
これは言い換えれば、実験施設が焼却施設を持つだけのお金があれば焼却されるだろうということです。免許を持つ業者というのは、地元のレンダリング業者のことですから、ペットフード業界に原料を提供しているところということになります。
実験動物を使う研究所というのは、多くの場合大学ベースのもので、収支を合わせるのに困っています。大学の研究所が自前で実験動物を焼却できるということはありそうにありません。悲しいことですが、多くの大学では、動物の死体はレンダリングに回されていると思わなければなりません。
たとえば、イリノイ大とオクラホマ州立大学は、実験動物の死体をレンダリングに出しています。イリノイ大のウェブサイトによれば、業者はイヌとネコの死体は収集しません。ですが、その他の実験動物の死体はすべて、病気や使われた薬品とともに地元のレンダリング業者に渡され、そしてその業者の最終製品はペットフード会社に売られています。
……という内容。
そういえば、動物の安楽死に使われる薬品が、レンダリングの産物である「動物性油脂」に残留している話を聞いたことがありますが、そのことも書いてあります。犬や猫の殺処分だけで検出できるほど残るなんてすごい量だなと思っていたけど、実験動物も入っているならありうるのかな?