動物実験についての新刊2冊
動物実験をめぐる議論についての新刊が2冊紹介されていました。といっても洋書なんですが・・・未入手・未読にもかかわらずご紹介。

FAQs About the Use of Animals in Science: A Handbook for the Scientifically Perplexed
- 作者: Ray Greek
- 出版社/メーカー: Univ Pr of Amer
- 発売日: 2009/11/30
- メディア: ペーパーバック
こちらは、科学が専門でない人にもわかりやすく書かれた動物実験Q&A本だそうです。Dr. Ray Greekは、AFMA(Americans For Medical Advancement)の代表でもあり、科学的批判の本を書かれてきた方です。紹介文によると、「動物を研究に利用することの倫理的問題については書かれていないが、その含みがあることは明らかだ」。

Animal Models in Light of Evolution
- 作者: Niall Shanks
- 出版社/メーカー: Brown Walker Press (FL)
- 発売日: 2009/08
- メディア: ペーパーバック
打って変わってこの本は、科学の専門知識がある人向けの本だそうです。話題は広範にわたるようで、進化生物学、複雑系、evo devo(進化発生生物学)、ゲノミクス、ADMET、薬物代謝酵素などについて知識のある人向けとなっているそうです。著者のDr. Niall Shanksは、同じくAFMA(Americans For Medical Advancement)の副代表とのことです。
うーん、面白そうだけど、下の本は私の英語力じゃ読めないなあ、多分(;;)。むずかしそうだし、誰か内容をかみくだいてやさしく教えてくれないかなぁ。(他力本願)