ホワイトハウスの要職につく人物がアニマルライツの本を出しているとか、もうスゴすぎ。
アメリカから帰国中のARの方から教えてもらったのですが、オバマ大統領はなんと、ホワイトハウスのけっこう大事なポストにアニマルライツの人を入れちゃったらしいですね。ちょっと物議はかもしたらしいけど。
検索してみたら、それはどうやらキャス・サンスティーンのこと。
米OIRA長官に大統領元同僚 法・経済精通「規制強化」後押し
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200905290005o.nwc
上の記事を読んでもアニマルライツのことなんて出てこないし、日本ではもっぱら別の学問領域の話でしか有名ではない気がしますが、こんな本↓を編集しているんですねぇ。へぇ、へぇ、へぇーーーーっ。ピーター・シンガーやゲイリー・フランシオンが書いてるのかぁ・・・。翻訳出ないかなぁ・・・。
Animal Rights: Current Debates And New Directions
- 作者: Cass R. Sunstein (編集), Martha C. Nussbaum (編集)
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr (Txt)
- 発売日: 2005/11/24
- メディア: ペーパーバック
ちなみにアメリカのOIRA(情報・規制問題室)がどういう部署なのか、わかりやすい記事があんまり見つからないんですが、知られていない割には権力持ってる大事な部署らしいです。例えばこんな記事。
SunsteinのRegulatory Czar承認、佳境へ
http://www.defermat.com/journal/2009/000392.php
そして、この方がどんな風に動物のことを考えているのか調べようと思ったら、なんとアンチサイトが詳しく教えてくれました(笑)。「アンチ・ハンティングのアニマルライツ・プロフェッサーを承認するな」だって。いや、すばらしい方が承認されたものですね~~~っ。
http://stopsunstein.com/
こんなこと↓を言っている人が、アメリカの「規制の帝王」になったのですから。
「娯楽や科学研究、農業における動物の利用には、広範囲にわたる規制が必要だ。」