代替法促進で古くから有名なFRAMEの方々による新しい記事がアップされていました。霊長類を用いた実験は、現在の知見や進化するヘルスケア市場にあったものになのだろうか?という疑問を提示しています。例によってTGN1412事件などが例示されているようです。
Primate Protection

http://www.frame.org.uk/dynamic_files/ictjournal.pdf


全世界で医学研究や安全性試験のために使われているヒト以外の霊長類の数は、100,000~200,000匹。その3分の2は旧世界ザルで、主にマカクザルです。そして約1割が、生体実験に使われたり、研究材料を提供したりする類人猿です。
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、そして日本がその大部分を使っており、これらの国の製薬研究やワクチン開発のレベルと密接な関係があります。
動物福祉の観点からすると、この霊長類の使用レベルには困惑させられます。霊長類を用いた研究は、臨床前段階でそれらの動物をつかった結果もたらされた数多くの治療法や予防薬に、まるで効果があって安全であるかのような間違った期待や自信をもたらすとする最近の報告がいくつかあります。
99.1 %の遺伝子が共通とされるチンパンジーやボノボのような進化上の近縁種の場合でも、わずかな遺伝子の違いが、霊長類のヒトのモデルとしての生理学的な重要性を下げてしまうのです。