理系学生がテロに走りやすい? 非常に興味深い記事を教えていただきました。
テロリスト 過激思想に走りやすい?理数系学生を警戒
http://newsweekjapan.jp/stories/us/2010/03/post-1056.php
ニューズウイーク [2010年3月10日号掲載]
日本人はこの記事を読めば真っ先にオウムを思い出すわけですが・・・高学歴テロリストの「半数近くが理数系」って、じゃー半数は文系なんじゃないの?と突っ込みたくなりつつ、でも下記の分析は興味深いです。
 なぜ理数系がテロに走りやすいのか。専門家らによれば、理数系の人は社会
を大きな機械のように考える傾向があるという。欠陥のある部分を除去したり交換することで、修復が可能だと考える。悪いものは取り除けばいい、という思考に陥りがちだ。一方、世の中には倫理的に曖昧な部分があるという考え方を受け入れるのが難しい。

当たってる面はあるような気がします。理系研究者が、自分たちが関わっている科学技術で単純に社会がよくなると思い込むのも、同じ論理だと思います。
社会学などなど、文系の学問はその点、隠されたファクターを暴いていくのが商売みたいなところがあって、社会は単純なものではないことが前提になってますよね。理系の出す単純な結論が「お花畑」に感じられたりすることがあるのは、そういうことか・・・と思いました。