ネズミの神様到来?
テルアビブ大工学部のAmit Gefen教授による組織工学分野の新研究は、現在必要とされているよりはるかに少ない数の実験動物で安全性試験ができるようになる可能性を約束するものだ―と書かれている記事。
A Lab Rat — Created in the Lab: Bioengineering Tissues as an Alternative to Animal Testing
http://www.sciencedaily.com/releases/2010/04/100413121330.htm
ScienceDaily (2010年4月15日)
この記事、「彼の新しいアプローチは、多数の動物の犠牲をもはや必要としない。実験が終わったとき、1匹の動物も失われなかった」だとか、すごいことが書かれているんですけど?
「Gefen教授の手法は、動物実験の必要性を完全になくすものではないかもしれないが、将来、試験で犠牲になるのは、現在使われている動物のわずか5%になると彼は予測している」だとか、「我々のツールは、莫大な数の命を救う」だとか、ほんとーだったら、ほとんどネズミの神様到来なんですけど??
やはり脂肪幹細胞というのは、これからの鍵なんでしょうか。そこからいろいろな組織をつくって試験に使うということだと思うのですが。
でも「ブレイクスルー」とある割には、日本語の記事が検索しても出てコナイ・・・(一抹の不安)。