1/29(土)、「動物実験を考える勉強会」が開催され、受付&物販のお手伝いで参加してきました。
会場はほぼ満席で、とてもたくさんの方がいらしてくださいました。質疑応答でも、動物関係の方だけでなくいろいろな分野からのご参加があったことがわかり、とてもうれしかったです。
ご参加くださった皆さま、たいへんありがとうございました。
湘南エチカの会のブログに報告がアップされています。
http://blog.goo.ne.jp/shonanethics/e/eba951663db55b11010797b37e68d427
国の法律では、実験動物を飼育している施設は動物取扱業の対象となっておらず、実態把握するしくみがないのですが、自治体レベルでは、条例や動物愛護管理推進計画に基づいて、もしくは独自の運用によって、実態把握を行うことができるわけで、巨大研究所の建設をきっかけとして、そういう動きが全国に広がればいいなと感じました。
また、医薬品の安全性研究に詳しい専門家の方からも、現在の医薬品承認申請の枠組みの中でも不必要な動物実験を減らせる可能性があること、将来的に動物実験はなくせるのではないかということなどについてのお話がありました。
印象に残ったのは、確か成分は砒素とのことですが、医薬品の申請時に、ほぼ過去の文献データだけで申請できる場合もあることでした。そんなこともあるのかと、ちょっとびっくり。
それから最後に、将来、病気は薬で治す時代ではなくなるかもしれないともおっしゃっていました。もちろん再生医療によってですが…。
(再生医療は、今はかなり動物実験がされているので何とかしてほしいところですが、確かに自分の幹細胞を使う治療法は何となくすごそうに思ってしまうのでした。
それに、自分の体にもともとある幹細胞なら動物実験しなくてもいいじゃん?と正直思うのですが… その直後に怪しい幹細胞治療は受けるなとかいう報道があって、ズリッときているところです(笑) たぶん私みたいな人がさっさと自分でやっちゃうんでしょうね~ そんなことしても別に動物実験減らないところがミソなんですけどね~
どうしても動物で試したいのなら、怪我や病気の動物たちは野生にも飼育施設にもたくさんいるので、治療の形で試すとか、何とかならないのかなあ、と思います。話が脱線してますが。)
ちなみに、講師&スタッフはお昼に鎌倉のVegan弁当。夜の打ち上げも精進でした☆
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そして、翌日は武田新研究所の周辺でデモだったとのこと。住民参加の協議会を設けることを要望に掲げています。下記リンクから、決議文をぜひお読みください。
集会・パレード実行委員会
http://blog.goo.ne.jp/tktparade
行けませんでしたが、参加した皆様おつかれさまでした。