2012/3/25追記:こちらの件、ワシントン大学からPCRMに対して、医療用シミュレーターと入れ替えたという連絡があったそうです。

PCRMが、ワシントン大学のフェレットを使った医学訓練について、連邦動物福祉法違反だと主張しているようです。
Group faults UW use of ferrets in medical training
http://seattletimes.nwsource.com/html/health/2014178603_uwanimals10m.html
February 9, 2011
フェレットは、未熟児の気管にチューブを挿管させるための訓練に使われるとのこと。
アメリカでは、小児科の研修医プログラムのうち、約13パーセントしかそのようなトレーニングのために動物を使っていないそうです。
ワシントン大では、フェレットを4匹飼っていて、毎年大きなセッションがあるときに、ほかに4~6匹持ち込むようです。使うときは麻酔をかけ、1度終わると、次に使えるのは2週間後。安楽死はせず、6歳になると家庭に譲渡されます、とあります。
そういう実験動物もいるんですね……
しかし、PCRMは、やはり動物を使わずシミュレーターを使う方法を支持しています。
米国小児学会と米国心臓協会も、小児科レジデントの訓練のためにはシミュレーターの使用を支持しているそうです。