新刊:The Costs and Benefits of Animal Experiments
The Costs and Benefits of Animal Experiments (Palgrave Macmillan Animal Ethics Series)
- 作者: Andrew Knight
- 出版社/メーカー: Palgrave Macmillan
- 発売日: 2011/08/02
- メディア: ハードカバー
アンドリュー・ナイトさんの新刊が出たそうです。タイトルは、直訳すれば「動物実験のコスト・ベネフィット」ですが、著者が著者なので、ベネフィットがあるという話にはならないでしょう^^;
出版社のページの紹介文:
http://www.palgrave.com/products/title.aspx?pid=393522
動物実験ほど、倫理的な論争を引き起こす問題はない。
ヒトの病気と戦い、毒性を知るのに必要不可欠だという科学者もいれば、動物実験を経たために、医薬品によって多くの被害が出ているという人もいる。
科学的な基準があるのだから、あらゆる動物実験は人道的に行われていると主張する者もいるが、最近では、多くの研究が、実験動物はストレスを受けており、それが実験結果をゆがめていることを示している。
さて、どこが嘘なのだろう?
人の健康にとって動物実験はどれほど有益なのだろうか?
その結果、動物はどれほど苦しんでいるのだろうか?
学生は本当に動物で解剖したり実験したりする必要があるのだろうか?
そのことに対する態度には何が影響するのか?
生命倫理学者であり獣医でもあるアンドリュー・ナイトが、10年以上にわたる草分け的な科学研究や分析、経験から、エビデンスに基づいて、この重大な疑問に答えます。
「動物実験は、倫理的に正当と認められるのだろうか?」