金を生むモノとして扱われるウサギたち
ツイッターで店員さんが里親募集をかけていた関西のうさぎカフェ、経営者側の対応がちょっと変なんじゃ…とは感じましたが、まさかこのような展開になっていたとは…です。ぜひ特定非営利活動法人LOVE&PEACEさんのブログの記事をご覧ください。
悪質な経営による犠牲者たち〜うさぎカフェ〜 その1
悪質な経営による犠牲者たち〜うさぎカフェ〜 その2
うさぎカフェ事件から思ったこと。
元店員さんのブログも進行中です。
大阪、神戸にあったうさぎカフェの真実~消えたうさぎ達の行方~
酷い話です。うちもウサギさんが来てわかるようになりましたが(もちろん元実験用ウサさんです)、ウサギさんは飼ったことなくて商売で扱えるような動物じゃないですよ。というか、飼ったことあっても商売にはすべきじゃないですが、まさにモノですね、この経営者の感覚は……。引き取りを掲げている業者から繁殖用に即、転売されていたのも凄い話です。
しかし、なぜリンクしたかというと、ペット用の売れ残りのウサギが動物実験に転売されている話が出てくるからだったりするんですけどね…。
こういう話が出ると、「動物実験では実験用に繁殖されたものしか使わない」説が展開されるのがいつものことですが、実際に研究機関と取引があるこの会社がこう言っているのだから、まあ本当のことと見ていいのではないでしょうか。実験をしている人が、知っていて使っているのかどうかは知りませんが。
ペット用も実験用も扱っていると掲げている動物商には、この会社や、あの会社などがありますが、そういえば実験動物協同組合には入っていませんね。(組織率100%に近いような言い方がされますが、一体どうしたことなんでしょう)
以前、愛知・岐阜あたりで展開している移動動物園の動物が実験用に流れているという話があったときも、取引先に実際に実験に関係している会社があり、そこが関連していることが明らかな某国立大学の方に聞いてみたところ、ウサギの状態が悪いためにその会社とは取引を止めているというお返事をいただいたこともありました。ちなみに、この会社も実験動物協同組合には入っていません。
この話は状況証拠でしかありませんが、ペット・動物園界隈も意外に動物実験とは関係密接なのではないでしょうか。
逆に実験用から動物園に売られているのが、ライオンなどの生餌のためのウサギです。
(ほんとです。上野動物園談)