肉食で儲かるのは誰か?
肉食を世界中に広げようとしているのは誰か?

それは、肉そのものを生産している業界ではなく、穀物メージャー。

「地球 豊かさの限界 第一集 一頭の牛が食卓を変えた」の映像をネットで見ることができるとマイミクさんが教えてくれました。(「その1」から「その3」までの3分割にされています)

これは単に経済的な問題ではなく、まず最初に彼らのターゲットにされたニッポンにとっては政治的問題でもある。肉食への依存を深め、輸入穀物に頼らざるを得なくなってしまったために、彼らの国に政治的にも属国にならざるを得ない日本……。空恐ろしい結末です。

1999年にすでにこれだけの映像が放送されていたのに…

穀物メージャーを儲けさせ、日本をアメリカの属国たらしめている業界関係者すら、目先の利益・生産性ばかり語って、そのことに気づいている風がないのですが…

そして、

「いま家畜が食べているトウモロコシの10%でも食用に回すことができれば、飢えた人々を救うことができます。トウモロコシを直接食べれば3500キロカロリー。これは人間が生存に必要な2150キロカロリーを大きく上回っているのです。トウモロコシを飢えで苦しむ人々の食用に回すと、肉の消費量は5%減ります。これは、アメリカ人と日本人が5回に1回肉料理を減らす程度の量です。本来地球は、58億の人口を十分養っていけるだけの穀物を生産しているのです。」(ナレーションより)

飢えや貧困は、食糧や富の絶対量が少ないことからきているわけではなく、配分の問題なのですよね……。
その1




その2