検討会がなぜか急に勉強会に変わってしまいました。冒頭に新たに勉強会が開始されることについての説明はいろいろありましたが(畜産技術協会が農水省の公募に応募等)、なんとなく検討会からの流れ等については明言が避けられている感じを受けました。格下げのような気がしちゃうし、不信感……。

ただ、「快適性に配慮した家畜の飼養管理」という名前は、確かに今の日本の状況を考えると「家畜の福祉」という呼び方よりなかなかイイのかも。理解が得られやすそうな名前のほうが、現実を変えるのかもと感じます。

http://jlta.lin.go.jp/chikusan/tecinfo/fukusi.html

資料はすでにアップされていて、議事録も公開となるそうですので詳細は避けますが、感想としては、動物実験と同じで、「日本には日本独自の家畜福祉を」という展開になってきているのが気になります。

確かに風土・気候による違いなどはあると思いますが、おおまかな理念的な部分も矮小化されはしないか気がかり。

といっても、消費者の求めるところに左右される問題なので、今の日本で欧州並みを期待するというのも確かに……と少し暗い気持ちに。

日本も変わるぞ!という手ごたえのようなものがあれば別ですが、やはりこういうところで何も変える気がなさそうな発言が続くと、自分のするべきことは「福祉」ではないな……と感じます。まず消費量を減らすしか、道はない、とメラメラと燃えちゃったりして……(ウソ)