厚生労働省医薬食品局審査管理課が20日、米国産ウシ由来の原材料を使用し製造された医薬品等の原材料切り替え状況をまとめ、公表したというニュースがありました。その詳細の掲載されているページを見てみると……

米国産ウシ由来の原材料を使用している医薬品等について(その2)http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/10/h1020-1.html

たとえば、「更なる予防的な措置として米国以外の原産国又は他の原材料への切替えを行うこととした医薬品等のうち、現在も米国産ウシ由来の原材料を使用しているもの」には下記のような医薬品があります。

薬も動物性のものを使っているものがけっこうあるんですよね……。

インターフェロン ガンマ-n1 オーガンマ100(大塚製薬) インターフェロン製剤

インターフェロン アルファ(BALL-1) オーアイエフ250万IU 、同500万IU、同1000万IU(大塚製薬) インターフェロン製剤

乾燥ガスえそ抗毒素 乾燥ガスえそ抗毒素”化血研”(化学及血清療法研究所) 抗毒素製剤

乾燥ボツリヌス抗毒素 乾燥ボツリヌス抗毒素”化血研”(化学及血清療法研究所) 抗毒素製剤

乾燥濃縮人血液凝固第VIII因子 クロスエイトM250、同500、同1000(日本赤十字社) 血液凝固第VIII因子製剤

インフリキシマブ レミケード点滴静注用100(田辺製薬) 難治性関節リウマチ治療剤

ムロモナブ-CD3 オルソクローンOKT3注(ヤンセンファーマ) 腎移植後の急性拒絶反応の治療剤

A型ボツリヌス毒素 ボトックス注100(グラクソ・スミスクライン) 顔面痙攣治療剤

サキナビル フォートベイスカプセル(中外製薬) HIV感染症治療剤

トラスツズマブ ハーセプチン注射用60、同150(中外製薬) 乳癌治療剤