もう1冊見つけた面白い(?)雑誌は、「たのしい授業」の臨時増刊号、「解剖の授業はいかが」というものです。


最近、高校でマウスを使う解剖をするところもあると聞き、「解剖」と聞くと頭から湯気が出がちな私なのですが、この号で紹介されていたのは、煮干しの解剖とイカの解剖だったので、「なるほどな~」と思いました。


日ごろ食べているものであれば、倫理的な拒絶反応は少ないでしょうね~、きっと。(私は魚介類も食べていませんが(^^;、でも)煮干しでも解剖的な授業ができるというのは、面白い試みだと思いました。生活とつながっているところも利点だと思います。


カエルの解剖は、カエル自体が入手しづらくなってきたので、やはり減っているそうです。解剖のために捕まえていてカエルが絶滅したのでは、なんのための理科教育かわかりませんから、はやく消滅してほしいです、解剖……。(いや、マウスの解剖もフナの解剖もですが・・) 内臓つきの鶏肉もPL法施行以降手に入りにくくなっているとありました。(知らなかった)


また、人体解剖図の授業の話なども載っていました。


個人的には、生物を機械として理解するという目的の部分には、「????」とクエスチョンが舞ってしまいましたが、「代替法」が編み出されているのは歓迎です。