先日、東大でやっていた「ダーウィン生誕200年記念 進化学プレ・シンポジウム2008」というのをちょっとだけのぞいてみたんですけど……なんだかとっても妙な雰囲気のシンポでしたよ!?
まず、私が座った2階には、ずっとぶつぶつ独り言を言ってる女性が座ってまして……。そして、壇上に近いところでは、司会の佐倉さんの批判者らしき人がずっと何かをアジっているんですよ~。まさに多様性ですね?(ちがー)
それにしてもあの批判ぶりは、実験反対派よりスゴいです。見習わなきゃ。(ウソウソ、つまみ出されちゃうでしょ?)
そしてついに誰かが、「あなたが迷惑なんだ!」とか言っちゃって……。いえ、全然迷惑じゃないっす、面白すぎでっす、なんて思ったのは私だけ?(←コラコラ)
ところで、シンポへ行ったのは純粋に進化に対する興味からだったのですが、でもやっぱりというか、当然というか、もう五條堀さん、がっかりだよぉ、がっかりだよぉ、がっかりだよぉ!というような展開でした。
動物の犠牲を減らすためにはコンピューターで情報を蓄積して解析する手法にはとても期待するところですが、そちら方面の第一人者(と勝手に思っているのですが?)をもってしてもやっぱり最後は「実験で確かめましょうね」なんだもーん。がっかりがっかりがっかりぃーーー!
しかも、遺伝子組換えで確認…(しくしく)
質疑応答の時間でその話になったとき、倫理面がどうとかという話になって、またブナンな展開で落ち着いちゃったんだけど、でも現実問題、いま動物に関しては、実験前に倫理問題について国民と対話するような場はありませんよ~~~。
どんなに妙ちきりんで、倫理にもとると思われる実験があったとしても、国民がそれを阻止できるような体制はな~~~い。なのにまた「対話して」とかいう路線で落ち着いてーーー、ぶーぶー。実験計画書の審査は、基本的に施設内の関係者の相互承認だしさっ。
それにいつものことですが、シンポ一つ開けば「国民と対話できた」みたいなシメも、「そんなことないもん……」という感じ……。
よっぽど私のほうが、ブツブツ言ったり、アジったりしたかったですけどね~~ まだ私の中でナニかがそこまで行ってません(笑)