バイオリソースプロジェクト「ニホンザル」でサル急死相次ぐ?
よく毎日毎日、動物実験だけでブログの話題があるよなぁ(–;と思いつつ・・・
ニホンザル謎の死、京大霊長研で相次ぎ15頭
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091228-OYT1T01061.htm
京都大霊長類研究所の人類進化モデル研究センターで、昨年3月から今月までに、飼育中のニホンザル15頭が急死していたとのこと。要するにこれは、文部科学省のバイオリソースプロジェクトの「ニホンザル」から委託費をもらってやっている事業でのことですね。
でもなんとなく引っかかるのは・・・
以前、シンポジウムで出されていたグラフで、「こんなにたくさんサルを導入しているのに、何で全体の頭数の増え方が少ないわけ??」と不思議に思ったことがありましたが、その疑問に対する答えは、毎年5%くらい(確か)のサルが自然に死ぬってことでした。
だから、毎年数十頭死んでも、それは当たり前という認識なのかと思っていましたよ。同じ病気でバタバタと続くのは変ってことなんでしょうけど。
でも多分、死んでるのはこの15頭だけじゃなくてもっといるんじゃないかと想像するんですが。感染症かもしれないから問題なんだろうけど・・・。これだけ多頭飼育していれば、そりゃあ何かは起きるでしょうよね・・・。
もっとたくさん頭数のいる鹿児島の民間業者の方は大丈夫なのでしょうか。
そしてやはり、こういうのも内部告発的な情報なのでしょうか。
短い記事からいろんなことが気にかかる。
とりあえず年末年始は部屋の資料の整理をしようっと・・・。
それにしてもリソース関係って、ほんと、文部科学省のナショナルバイオリソースプロジェクトと厚生労働省系の生物資源なんちゃらと経済産業省系列のNITEがやってるなんちゃらと、色々資料が出てくるんですけど?
これって・・・事業仕分けの主旨から考えれば、対象になって当たり前じゃん、やっぱり・・・と思う。(ボソッ)