いわゆる非科学的話題ではありますが、最近身近なところで「引き寄せの法則」の話題が出るので、このブログもとうとうスピ系に突入しちゃったりして、やばい(笑)
「引き寄せの法則」って、「○○反対」と言って「○○」にフォーカスすると、「○○」にかえって力を与えてしまうというアレです。お願い事は、ポジティブな言葉でするのがよいのだそうです。
しかし、「戦争反対ではなく平和で」と言うのは楽ですが、動物実験をなくしていくためのメッセージを肯定的な言葉で伝えるにはどうしたらよいのか?
けっこう難しいですよねー
「動物実験代替法」も、ある意味、動物実験を否定する否定形のフレーズだと思っています。
そこで目を向けたのは、最近海外のアニマルライツのサイトに出てくる、
「人道的な科学」
「倫理的な科学」
などの言葉。
これ、ぜったい「引き寄せの法則」を意識してますよねー。(違うかな?)
「倫理的」とか、ちょっと説教臭いから、「命にやさしい科学」とかでもいいのかもしれない。


などとずっと思っていたのですが、でもやっぱり今日思ったのは……自分の本当の願いにフォーカスすると、
「世界中の動物たちの自由や健康や幸福」
この手のフレーズになっちゃうのかなぁと。陳腐ですが、原点に戻る感じです。
(人の健康を願うだけでは、動物実験をなくすには不十分だと思います。薬のための動物実験が全てではなく、人間の好奇心の充足のためにもたくさん行われているからです)
もともと動物実験反対運動(を何と呼べばいいのだ(笑)?)は、「医学は、ネズミを病気にするところにフォーカスするのではなく、健康な人(の病気にならない理由)や、奇跡的に治癒した人(の治った理由)にフォーカスをあてて研究をするべきだ」と、ずいぶん昔から言っていますね。これもある意味、「引き寄せの法則」だったのか~と今ごろ思ったり。
「動物の福祉」という言葉も、動物の利用を前提とした言葉なので何となく否定的なニュアンスも持っていたのですが、福祉を追及していけば動物実験は変わらざるを得なくなるなーという意味では、やはり肯定的な力をもった言葉なのかもしれないと思い直したりもしました。
ということで、「さよなら、じっけんしつ」も、どうなん? と思うけど、やっぱりこれは捨てられそうにありまへんなー(煩悩)
動物実験ではなく、健康やヒトの研究にフォーカスした活動が本当は必要なのかもです。でも自分の関心はネズミの幸せだしなぁ。んー、この微妙に人間ウケしない話題で今日もまたブログを続けるのでありました。