10月2日、新しいOECDテストガイドラインが10件採択されました。
そのうち、以下の2つは動物を用いないin vitro試験法であり、アメリカ環境保護庁(EPA)の「内分泌かく乱物質スクリーニングプログラム」で用いることができるとのことです。
<新規採択>
TG457:

エストロゲン受容体アゴニストおよびアンタゴニストを特定するためのBG1Lucエストロゲン受容体転写活性化試験

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<更新>
TG455:

エストロゲンアゴニスト活性を検出する安定的に形質転換した細胞を用いるヒトERαを介した転写活性化試験

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また、TG405(急性眼刺激性/腐食性試験、いわゆるドレイズテスト)の更新もあり、苦痛を避ける、もしくは最小にするような措置がさらに取り込まれたとのことです。

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試験法の訳語は、「ケミマガ」 2012年11月号を参考にしました。
http://www.mizuho-ir.co.jp/publication/mailmagazine/chemimaga/backnumber/2012/20121107.html