夏目製作所のウェッブサイトに、新しい手技訓練用モデルのラットさんが登場。以前売られていたコーケンラットの改良版で、名前もNATSUME RATに変わっています。
これは、ラットを使った動物実験をこれから始める人に、実際のラットを扱う前に訓練してもらうためのツールです。保定はもちろん、経口投与、尾静脈投与と採血、気管内挿管などの操作の練習ができるとのこと。
そういう意味では動物実験があることが前提のツールではあるのですが……Refinementの一環としてご紹介します。
新製品「KN-590 NATSUME RAT」をアップしました
http://www.nazme.co.jp/topics/topics01.php?no=85
カタログがダウンロードできる商品ページ:
http://www.nazme.co.jp/products/products_detail.php?no=KN-590&id=92
というのも、実は先月の代替法学会のブースで、ちゃっかり新ラットさんと遊んで(?)きたのですね^^; 長居しちゃって、困った動物愛護の人ですね(笑) 監修された先生も、じきじきにありがとうございました~。
それで、写真も撮らせていただきました。左は旧コーケンラット、右はNATSUME RATです。なかなかリアルですよね。実物は手の先がもうちょっと鋭い感じですが(爪もあるし)、あまり細い造作にすると千切れたりするのだろうなあと思います。
NATSUME_RAT1.jpg
前と違うところは……まずはポーズでしょうか。前のコーケンラットさんは、今見ると不思議なポーズかも?(特に、手。金網を握って、しっぽを引っ張られている手なのかなあ?)
あとは非常に重要なことですが、NATSUME RATは、顔がカワイイ↓
NATSUME_RAT6.jpg
 
人間、カワイイ動物のほうが大事に扱いたくなりますからね~~~(と無理やり結びつけたりして)。
使う目的を考えると、しかめっ面にすべきという意見もあるかもしれないですが^^;
挿管すると顔が苦しそうになるとか、そこまでの機能はございませんので!?、想像力もぜひ訓練ください。
お腹側はこんな感じです。前のモデルのほうが、もっと男の子の特徴が目立っていたような……(って、どこ見てるんでちゅか!)
NATSUME_RAT3.jpg
ボディを触った感じは、プニプニ・タプタプです。
ラット(オス)にしては小さいんじゃ?と思える大きさなんですけど(体全体の話ね!)、実験で使うのは、これくらい若い時期のラットなんですって(涙)。わかってはいるつもりでも、見るとリアル(涙)
NATSUME_RAT4.jpg
後姿もリアルです。今にも遊びに行きそうではありませんか。
NATSUME_RAT5.jpg
お迎えするには4万円以上と、お値段もそれなりによろしくなりそうですが、もし、まだ動物実験がやめられないようでしたら(と、あえて書いてみる)、ぜひお迎えください。
NATSUME_RAT2.jpg
「へ~イ、みんなの実験室に遊びに行くぜ~ぃ!」「おー」(いじめないでね)
あ、真面目な解説は、カタログをダウンロードしてご覧ください(汗)

クリックしてproduct_pdf_cate20121210172630.pdfにアクセス