ここ1年間で手に入るようになったアメリカ農務省の査察報告書の分だけで、37匹の実験用霊長類が怠慢によって死亡していたことが判明。
37 Unnecessary Tombstones:
12 months of information concerning Negligent Primate Deaths in U.S. Laboratoriess

http://www.all-creatures.org/saen/articles-20120908-tombstones.html
2機関が罰金、
3機関が警告、
少なくとも5機関が調査続行中、
1機関が霊長類の利用の完全廃止を表明……
こういうのを見ると、確かに情報公開というのは、実験関係者にとっては嫌なものなんでしょうね。
日本の法律ではこういったことが表に出てくることはありませんが、アメリカでは、有名どころも含めて数多くの機関で不適切事例があるわけですから……、日本だって、どうなんだろう?と思わざるを得ません。
上記のページで霊長類の死亡事故が報告されている機関
エモリー大学
ヴァンダービルト大学
オレゴン健康科学大学
ペンシルバニア州立大学医学部
ブリガム・アンド・ウィメンズ病院
MPIリサーチ
テキサス大学ガルヴェストン校
ハーバード大学医学部
コバンス リサーチ プロダクツ
テキサス生物医学研究所
ブリストルマイヤーズ
ロックフェラー大学
ヴァイル医科大学
ルイジアナ大学ラファイエット校
Bioqual社
ウィスコンシン大学マディソン校
ワシントン大学(シアトル)
カルフォルニア大学デーヴィス校